庭や空き地の草刈りをしたあと、大量の雑草を前にして「これを全部処分するといくらかかる?」「処分場へ持ち込めば安い?」「業者に頼むと処分費は別料金?」と気になる方も多いでしょう。
雑草の処分費用には全国一律の料金があるわけではありません。家庭から出た少量の草なら自治体の通常収集で処分できる地域がありますが、大量になると処理施設への持ち込みや業者への依頼が必要になることがあります。
また、処理施設では10kg・100kgなど重量単位で料金を計算する自治体もあります。一方、業者へ頼む場合は、草の処分費だけでなく、集草・積み込み・運搬なども含めて見積もられることがあります。

私も約100㎡の空き地を自分で草刈りした経験があります。胸の高さまで生えた雑草や竹を刈るだけでも大変でしたが、実際に困ったのはその後に残った大量の刈草でした。広い土地では、草刈り前に「刈った草をどうするか」まで決めておいた方がいいと感じています。
| 処分方法 | 費用の考え方 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 自治体の通常収集 | 指定袋などの費用 | 家庭から出た少量の草 |
| 処理施設へ持ち込み | 重量などで処理手数料を計算 | 自分で運べる大量の草 |
| 許可業者などへ回収依頼 | 収集・運搬・処分など | 自分で運べない大量の草 |
| 草刈り業者へまとめて依頼 | 草刈り+集草+処分など | 草刈り自体も大変な土地 |
雑草の分別方法・一度に出せる量・持ち込み料金は自治体によって違います。
この記事の料金例は、各自治体が公表している制度を紹介するものです。実際に処分するときは、土地のある市区町村の最新情報を確認してください。
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大量の雑草を自分で運ぶのが大変な方へ
広い庭や空き地では、草刈りだけでなく、 刈草を集める・積み込む・運び出す作業にも時間と体力が必要です。 自分で処理施設まで運ぶのが難しい場合は、草刈りから刈草の回収・処分まで依頼した場合の費用を確認して比較してみましょう。
\ 草刈り・刈草処分の費用を確認する /※料金や刈草処分への対応は、地域・面積・草丈・刈草の量・搬出条件などによって異なります。見積もり時に処分費を含む総額をご確認ください。
- 大量の雑草の処分費用はいくら?【結論】
- 少量の雑草なら自治体のごみ収集で処分できる場合がある
- 大量の雑草は処分場へ持ち込むと費用を抑えやすい
- 草の処分費はkgでいくら?自治体によって料金が違う
- 雑草の処分量をkgで確認する方法
- 雑草を処分場へ持ち込む前に確認すること
- 雑草処分を業者へ頼む場合は「処分費だけ」で比べない
- 雑草の回収業者は自治体の許可も確認する
- 刈草は産業廃棄物?家庭と事業では扱いが違う
- 草の処分費を積算するときは運搬まで考える
- 雑草の処分費用を抑える方法
- 大量の雑草でも不法投棄・野焼きは避ける
- 雑草の量から処分方法を決める
- 大量の雑草の処分費用に関するよくある質問
- まとめ|大量の雑草は持ち込みと業者依頼の総額を比較する
大量の雑草の処分費用はいくら?【結論】

大量の雑草を処分するときの費用は、「自治体に通常収集してもらう」「自分で処理施設へ持ち込む」「業者へ回収を依頼する」のどれを選ぶかで大きく変わります。
家庭から出た少量の草を通常収集で出せる自治体なら、指定袋などの費用だけで済む場合があります。大量の草を自分で車へ積んで処理施設へ運べるなら、施設が定める重量制の処理手数料を支払う方法があります。
一方、自分で積み込みや運搬ができない場合は業者への依頼が必要です。この場合は単純な「草1kgあたりの処分料金」だけではなく、集草・袋詰め・積み込み・車両・運搬・処分などを含めた総額で比較します。
つまり、最も安い方法を知りたい場合は、まず自分で処理施設まで運べる量かどうかを確認すると判断しやすくなります。
少量の雑草なら自治体のごみ収集で処分できる場合がある
庭から出た草が少量であれば、自治体の家庭ごみとして通常収集に出せる場合があります。
ただし、一度に出せる袋数や使用する袋、枝木の長さなどは自治体によって異なります。
たとえば宮崎市では、一度の収集で出せる量は5袋までです。6袋以上を一度に処分したい場合は、エコクリーンプラザみやざきへ自己搬入するか、専門業者への依頼が案内されています。
刈った草をそのまま残せる場所、自治体のごみとして出す方法、埋める・堆肥化する場合の注意点など、処分方法そのものを詳しく知りたい方は刈った草の処分方法をご覧ください。
大量の雑草は処分場へ持ち込むと費用を抑えやすい
通常収集では出し切れないほど大量の雑草でも、自分で車に積んで運べるなら、自治体の処理施設へ直接持ち込める場合があります。
「雑草処分場」と検索する方もいますが、実際には雑草だけを扱う専用施設ではなく、自治体の清掃工場・クリーンセンター・一般廃棄物処理施設などへ持ち込むケースが一般的です。
宮崎市の場合、宮崎市・国富町・綾町の家庭から発生したごみについて、一定の条件を満たせばエコクリーンプラザみやざきへ直接搬入できます。搬入できる人や車両などにも条件があるため、事前確認が必要です。
草の処分費はkgでいくら?自治体によって料金が違う
「草の処分費は1kgいくら?」と調べる方も多いですが、全国共通のkg単価はありません。
自治体によって「10kgまでごと」「100kgごと」など料金区分が違い、最低料金の考え方も異なります。
| 自治体 | 持ち込み手数料の例 |
|---|---|
| 宮崎市 | 100kgごとに440円 ※2027年3月31日まで。100kg未満は100kgとして計算 |
| 大阪市 | 10kgごとに90円 |
| 福岡市 | 10kgまでごとに140円 |
| 熊本市 | 10kgまでごとに150円 |
このように、同じ100kgを持ち込む場合でも自治体によって料金体系が違います。また、施設によって受け入れられる品目や搬入条件も異なるため、料金だけを見て判断することはできません。
参考:宮崎市「ごみの搬入手数料について」/大阪市「ごみの持込み」/福岡市「ごみの自己搬入について」/熊本市「ごみ処理施設への持込について」
上記は一般廃棄物を自己搬入する場合の料金例です。
刈草を受け入れられるか、家庭ごみとして搬入できるか、土や石が混ざっていてもよいかなどは、利用する施設へ事前に確認してください。
雑草の処分量をkgで確認する方法
処理施設の料金が重量制なら、事前に草の重量を大まかに把握しておくと費用をイメージしやすくなります。
ただし、「100㎡の草なら何kg」と面積だけから正確に計算することは難しいです。草丈・種類・密度・水分量によって重量が大きく変わるためです。
家庭で大まかな量を確認するなら、ごみ袋1袋分を体重計などで量り、その平均重量に袋数を掛ける方法があります。
草を入れた袋を1袋量る
↓
1袋分のおおよその重量 × 袋数 = 草全体のおおよその重量
たとえば同じ45L程度の袋でも、乾いた軽い草と、刈った直後で水分を多く含む草では重さが変わります。kg単価だけで予算を決めず、実際の状態から考えましょう。
処理施設では、車ごと搬入前後に計量し、その重量差からごみの重さを算出する方式もあります。
雑草を処分場へ持ち込む前に確認すること
大量の草を車へ積んでから「持ち込めなかった」とならないよう、出発前に処理施設の条件を確認しておきましょう。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象地域 | その市町村から出たごみだけか |
| 搬入できる人 | 本人・同居親族などの条件 |
| 受入品目 | 草・枝木を受け入れられるか |
| 異物 | 土・石・ごみなどが混ざっていないか |
| 料金 | kg・車両・品目など何を基準にするか |
| 予約 | 事前予約が必要か |
| 受付時間 | 曜日・時間・年末年始など |
また、軽トラックなどで運ぶ場合は、走行中に草が飛散しないようシートなどで覆う必要があります。
雑草処分を業者へ頼む場合は「処分費だけ」で比べない
大量の草を自分で処理施設へ運べない場合は、業者へ依頼する方法があります。
ただし、業者料金は自治体の処理施設のように全国共通のkg単価が決まっているわけではありません。現場の状態や作業内容によって見積もりが変わります。
| 費用項目 | 内容 |
|---|---|
| 集草 | 地面に散らばった刈草を集める |
| 袋詰め・積み込み | 車両へ積める状態にする |
| 運搬 | 敷地から処理先まで運ぶ |
| 処分 | 適切な施設で処理する |
| 草刈り | まだ草を刈っていない場合 |
たとえば「処分費○円」と安く見えても、集草や積み込みが別料金なら最終的な支払額は変わります。見積もりでは「刈草を敷地からすべて搬出した状態までの総額はいくらか」を確認すると比較しやすくなります。
草刈りそのものを含めた料金については草刈り料金の相場、見積もりの取り方や依頼先の比較については草刈り業者の選び方で詳しく解説しています。
草刈りが大変なら無理をせず業者へ相談しましょう
広い敷地や伸びすぎた雑草を自分で刈るには、時間と体力が必要です。刈った草の回収や処分まで考えると、想像以上に負担が大きくなることがあります。
作業範囲と料金を確認したうえで、専門業者へ任せる方法も検討しましょう。
草刈りをプロへ任せたい方
草刈り110番
自宅の庭、空き地、別荘、農業用地などの草刈りを相談できます。定期的な草刈りや、除草剤・防草シートによる雑草対策にも対応しています。
- 日本全国に対応
- 24時間・年中無休で受付
- 広い範囲の草刈りにも対応
- 見積もり後の料金を確認して依頼できる
※1坪600円からの料金とは別に、出張費3,000円が必要です。作業内容や現地状況によって料金は異なるため、正式な見積もりをご確認ください。
雑草の回収業者は自治体の許可も確認する
自分で刈った大量の草を「回収だけしてほしい」と考える場合は、依頼先にも注意が必要です。
家庭から出た廃棄物を有料で収集・運搬する場合、自治体の一般廃棄物収集運搬業の許可などが必要になるため、自治体が案内する業者を確認するのが安全です。
宮崎市では、一般廃棄物収集運搬業者の一覧を公開しており、その中で家庭から出る「多量ごみ」の運搬に対応する業者も確認できます。
「産業廃棄物の許可がある」「古物商の許可がある」というだけで、家庭ごみを有料回収できるとは限りません。
家庭から出た草の回収だけを依頼するときは、市区町村の案内や許可業者一覧を確認してください。
刈草は産業廃棄物?家庭と事業では扱いが違う
「草の処分は産廃になる?」「刈草は産業廃棄物として処分する?」と調べる方もいますが、刈った草がすべて産業廃棄物になるわけではありません。
自宅の庭など、家庭生活から出た草は、まずその自治体の家庭ごみのルールに従います。
一方、会社・店舗・自治会などの活動から出た草は、家庭ごみとは異なる「事業系ごみ」として扱われる場合があります。
たとえば宮崎市では、自治会活動で公民館の草刈りをして発生した草や木の枝を事業系ごみの例として案内しています。また、剪定業者が剪定した枝木については、剪定した業者に引き取ってもらうよう案内されています。
参考:宮崎市「自治会活動で出るごみの捨て方について」/宮崎市「市が収集しないごみ」
建設工事・造成・造園工事などで発生した草木については、発生状況や廃棄物の種類によって確認すべき内容が増えます。「草=必ず産廃」「草=すべて一般廃棄物」と一律に判断しないことが大切です。
草の処分費を積算するときは運搬まで考える
「草 処分費 積算」「除草 処分費 単価」と検索する場合、庭のごみ処分ではなく、造園・管理業務・工事などの見積もりを想定しているケースもあります。
この場合、処分施設の料金だけでは総額を算出できません。実際には、刈草の量・積み込み作業・使用車両・処分場までの運搬距離・処分手数料などを組み合わせて考えます。
また、草の量を重量へ換算する場合も、水分量によって大きく変わります。そのため、公共工事や業務委託などの積算では、発注者の設計基準や仕様書、利用する処理施設の条件を確認してください。
家庭の庭や空き地を片付けたい方であれば、複雑な積算をするよりも、「自分で持ち込んだ場合」と「業者にすべて任せた場合」の2つを比較する方が現実的です。
雑草の処分費用を抑える方法
大量の雑草が出たからといって、すべてのケースで業者へ任せる必要はありません。自分でできる範囲と業者へ任せる範囲を分けると、費用を抑えられることがあります。
たとえば、家庭ごみとして出せる量なら数回の収集日に分ける、自分で積み込めるなら処理施設へ直接持ち込む、草刈りは自分で行って運搬だけ自治体の許可業者へ相談する、といった方法があります。
反対に、胸の高さまで草が伸びている広い空き地などでは、刈る・集める・運ぶ作業をそれぞれ別に行うより、最初から草刈りと処分をまとめて見積もった方が負担を減らせることもあります。
「処分料金」だけではなく、袋・車両・燃料・積み込み・運搬にかかる手間まで含めて考えると、自分で処分する場合と業者へ任せる場合を比較しやすくなります。
大量の雑草でも不法投棄・野焼きは避ける
大量の雑草を処分するのが大変でも、山林や空き地などへ勝手に捨てたり、処分目的で燃やしたりする方法は避けてください。
宮崎県は、廃棄物の不法投棄を禁止しており、自分の土地であっても廃棄物を埋める行為などが不法投棄にあたる場合があると案内しています。また、廃棄物の野外焼却も一部の例外を除いて原則禁止です。
雑草の量から処分方法を決める
大量の雑草をどう処分するか迷ったら、最初に自治体の通常収集で出せる量か確認します。
通常収集では難しくても、自分で軽トラックや自家用車へ積んで運べるなら、自治体の処理施設への持ち込みを確認します。重量制の施設なら、袋数からおおよその重量を見積もっておくと費用も把握しやすくなります。
自分では集められない、車に積めない、処理施設まで運べないという場合は、自治体の許可業者や、刈草処分まで対応する草刈り業者への依頼を検討しましょう。
特に空き地の草が腰や胸の高さまで伸びている場合は、量だけでなく作業時間や安全面まで含めて判断することが大切です。
少量なら自治体の通常収集、大量でも自分で運べるなら処理施設への持ち込み、自分で運べない量なら許可業者・草刈り業者への依頼、と順番に考えると整理しやすくなります。
大量の雑草の処分費用に関するよくある質問
- Q大量の雑草を一番安く処分する方法は?
- A
自治体の通常収集で出せる量なら、その方法が利用しやすいでしょう。大量でも自分で運搬できる場合は、処理施設への自己搬入で費用を抑えられることがあります。ただし、自治体ごとのルールと受入条件を確認してください。
- Q草の処分費は1kgいくらですか?
- A
全国共通の1kg単価はありません。10kgごと、100kgごとなど自治体によって料金体系が異なります。また、最低料金が設定されている施設もあります。
- Q雑草は処分場へ直接持ち込めますか?
- A
自治体によっては家庭から出た草を処理施設へ自己搬入できます。搬入できる人・地域・車両・受入品目・予約の有無などが決められているため、事前に自治体へ確認してください。
- Q雑草処分業者に回収だけ頼めますか?
- A
対応できる業者はありますが、家庭から出た廃棄物の有料収集・運搬には自治体の許可などが必要です。自治体が公開している一般廃棄物収集運搬許可業者の一覧などを確認すると安心です。
- Q刈草は産業廃棄物ですか?
- A
すべての刈草が産業廃棄物になるわけではありません。家庭生活から出た草と、事業活動・工事などで発生した草では扱いが異なる場合があります。発生状況と自治体のルールを確認してください。
まとめ|大量の雑草は持ち込みと業者依頼の総額を比較する
大量の雑草の処分費用には全国一律の料金がありません。まず自治体の通常収集で出せるか確認し、難しい場合は処理施設への持ち込み、さらに自分で運べない場合は業者への依頼を検討しましょう。
この記事のポイント
- 少量なら自治体の通常収集で処分できる場合がある
- 大量でも自分で運べるなら処理施設への持ち込みを確認する
- 草の処分費に全国共通のkg単価はない
- 持ち込み料金は自治体ごとに大きく異なる
- 業者料金は集草・積み込み・運搬・処分を含む総額で比較する
- 家庭から出た草の回収は自治体の許可業者を確認する
- 刈草がすべて産業廃棄物になるわけではない
※ごみの持ち込み料金・収集ルール・許可業者等は2026年9月時点の行政情報を確認しています。制度や料金は変更される場合があるため、実際に処分するときは土地のある自治体・利用する処理施設の最新情報をご確認ください。

この記事を書いた人
地方生活サポートハウス編集部
地方暮らしや住宅メンテナンス、
空き家管理に関する情報を発信しています。
実体験や専門家監修をもとに、
分かりやすい情報提供を心がけています。

