外壁修理はどこに頼む?塗装屋・サイディング業者・左官屋・工務店の違いと選び方

外壁修理を依頼する業者の違いを紹介するアイキャッチ画像。塗装屋・サイディング業者・左官屋・工務店の4つの依頼先を比較しているイメージ 住宅メンテナンス
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外壁にひび割れや剥がれ、サイディングの浮きなどを見つけると、「外壁修理はどこに頼めばいいの?」と迷う方も多いでしょう。

外壁修理の依頼先には、塗装屋・サイディング業者・左官屋・工務店・リフォーム会社などがあります。

ただし、どの業者でも同じ修理が得意なわけではありません。外壁の色あせなら塗装屋、サイディングボードの割れや反りならサイディング工事に対応する業者、モルタルの欠けやひび割れなら左官工事に対応する業者など、外壁材と症状によって相談先が変わります。

外壁の状態・工事相談先の候補
色あせ・チョーキング・塗膜の剥がれ塗装屋
サイディングの割れ・反り・浮きサイディング工事に対応する業者
コーキングのひび割れ・剥離塗装屋・サイディング業者
モルタル外壁のひび割れ・欠け左官屋・外壁補修業者
外壁から雨漏りしている原因調査ができる外壁・住宅修理業者
外壁以外もまとめて直したい工務店・リフォーム会社
何が原因か分からない外壁全体を調査できる業者

迷った場合は、まず自宅と同じ外壁材の補修実績があり、塗装だけでなく下地や外壁材の状態まで確認できる業者へ相談すると判断しやすくなります。

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  1. 外壁修理はどこに頼む?外壁材と症状から選ぶ
  2. 塗装屋|色あせ・チョーキング・塗膜劣化を相談したい場合
    1. 塗装だけでは直らない場合もある
  3. サイディング業者|外壁材の割れ・反り・浮きを直したい場合
    1. 部分交換では同じ外壁材が見つからないこともある
  4. 左官屋|モルタル外壁・塗り壁を補修したい場合
    1. 左官補修後に塗装が必要になる場合もある
  5. 工務店|原因が分からない・複数箇所をまとめて直したい場合
    1. 実際の工事は専門業者が行う場合もある
  6. 症状別|外壁修理はどこに頼めばいい?
  7. 外壁のひび割れは塗装屋と左官屋のどちら?
  8. コーキング修理はどこに頼む?
  9. 雨漏りしている場合は「外壁だけ」が原因とは限らない
  10. 外壁修理をDIYする前に確認したいこと
  11. 外壁修理業者を選ぶ5つのポイント
    1. 自宅と同じ外壁材の施工実績を確認する
    2. 塗装する前に補修内容を確認する
    3. 写真で劣化箇所を説明してもらう
    4. 見積書で補修範囲を確認する
    5. 2〜3社の工事内容を比較する
  12. 外壁修理の費用は塗装・補修・交換で変わる
  13. どこに頼めばいいか分からない場合
  14. 外壁修理はどこに頼む?よくある質問
    1. 外壁のひび割れは塗装屋に頼めばいい?
    2. サイディングが1枚割れただけでも修理できる?
    3. 外壁のコーキングは塗装屋とサイディング業者のどちら?
    4. 外壁から雨漏りしているときはどこに頼む?
    5. ハウスメーカーで建てた家はハウスメーカーへ頼むべき?
  15. まとめ|外壁材と症状に合う業者へ相談しよう

外壁修理はどこに頼む?外壁材と症状から選ぶ

窯業系サイディング・金属サイディング・モルタル・ALCの4種類の外壁材を比較したイメージ

外壁修理の依頼先を決めるときに、最初に確認したいのが外壁材の種類です。

戸建て住宅では、窯業系サイディング・金属サイディング・モルタル・ALCなど、さまざまな外壁材が使われています。

例えば、モルタル外壁のひび割れと、サイディングボードそのものの割れでは、見た目が似ていても修理方法が異なります。

さらに、同じサイディングでも、表面の塗膜だけが劣化している場合と、ボードそのものが反ったり割れたりしている場合では必要な工事が違います。

そのため、「外壁が傷んでいるから塗装屋」と最初から決めず、何が傷んでいるのかを確認してから依頼先を選ぶことが大切です。

塗装屋|色あせ・チョーキング・塗膜劣化を相談したい場合

塗装業者が外壁の色あせ・チョーキング・塗膜の剥がれ・ひび割れ・コーキング劣化を点検しているイメージ

塗装屋は、外壁塗装を中心に、塗装前の下地処理やコーキング補修などを扱う業者です。

次のような状態では、塗装屋が候補になります。

  • 外壁が色あせている
  • 手で触ると白い粉が付く
  • 塗膜が剥がれている
  • 細かなひび割れがある
  • コーキングが劣化している
  • 外壁全体を塗り替えたい

外壁材そのものに大きな破損がなく、表面の保護機能が低下している場合は、補修と外壁塗装をまとめて相談しやすいでしょう。

塗装だけでは直らない場合もある

注意したいのは、塗装はすべての外壁不具合を直す工事ではないという点です。

例えば、サイディングボードが大きく反っている、割れている、外壁内部へ雨水が入って下地が傷んでいるといった場合は、塗装する前に補修や外壁材の交換が必要になることがあります。

外壁塗装が必要な時期については、以下の記事でも詳しく解説しています。

サイディング業者|外壁材の割れ・反り・浮きを直したい場合

サイディング業者が外壁の割れ・反り・浮き・角の欠けなど、サイディング材の劣化を点検しているイメージ

窯業系サイディングや金属サイディングなど、外壁材そのものに不具合がある場合は、サイディング工事に対応する外壁業者が候補になります。

例えば次のような症状です。

  • サイディングボードが割れている
  • 外壁材が反っている
  • ボードが浮いている
  • 角が欠けている
  • 釘やビスの周囲が傷んでいる
  • 一部の外壁材を交換したい
  • 外壁全体の張り替え・重ね張りを検討している

表面の塗膜劣化だけなら塗装で対応できることがありますが、外壁材自体が変形・破損している場合は、塗装だけでは元に戻りません。

部分交換では同じ外壁材が見つからないこともある

サイディングを一部だけ交換する場合、既存の外壁材と同じ製品がすでに廃番になっていることがあります。

その場合は、近い柄の外壁材を使用したり、補修後に塗装して見た目を合わせたりする方法が検討されます。

部分交換を依頼するときは、補修後の見た目・塗装の必要性・周囲の外壁との色差まで確認しましょう。

左官屋|モルタル外壁・塗り壁を補修したい場合

左官職人がモルタル外壁のひび割れや剥がれをコテで補修しているイメージ

モルタル外壁や塗り壁のひび割れ・欠けなどでは、左官工事に対応する業者が候補になります。

左官工事では、モルタルなどを使って表面や下地を整えます。

例えば次のような状態です。

  • モルタル外壁が欠けている
  • ひび割れ部分を補修したい
  • 外壁表面が剥がれている
  • 塗り壁の一部が傷んでいる
  • 塗装前に下地を直す必要がある

左官補修後に塗装が必要になる場合もある

左官屋へ依頼して下地を補修したあと、仕上げとして塗装が必要になることがあります。

そのため、左官工事だけを頼むのか、塗装までまとめて依頼するのかを確認しておきましょう。

工務店やリフォーム会社へ依頼し、左官屋と塗装屋をまとめて手配してもらう方法もあります。

工務店|原因が分からない・複数箇所をまとめて直したい場合

工務店の担当者が住宅の外壁・屋根・バルコニー・窓まわりを確認しながら、修理の相談に対応しているイメージ

「外壁のどこが悪いのか分からない」「外壁だけでなく屋根やベランダも気になる」といった場合は、工務店や総合リフォーム会社へ相談する方法があります。

工務店は塗装屋・左官屋など特定の職種とは異なり、住宅全体を見ながら必要な専門業者を手配しやすいのが特徴です。

例えば次のような場合に候補になります。

  • 外壁から雨漏りしている可能性がある
  • 外壁の下地まで傷んでいる
  • 窓・サッシまわりにも不具合がある
  • 屋根・外壁・ベランダをまとめて修理したい
  • どの専門業者へ頼めばいいのか分からない

実際の工事は専門業者が行う場合もある

工務店へ依頼した場合でも、実際の塗装は塗装業者、左官工事は左官業者というように、専門業者が施工することがあります。

契約前には、誰が調査するのか、実際に施工するのは誰か、工事後の保証窓口はどこかも確認しておきましょう。

症状別|外壁修理はどこに頼めばいい?

症状相談先の候補確認したいこと
色あせ・チョーキング塗装屋外壁材自体の傷みがないか
塗膜の剥がれ塗装屋下地の劣化原因
コーキングの割れ・剥離塗装屋・サイディング業者打ち替えか増し打ちか
サイディングが割れているサイディング業者補修か交換か
サイディングが反っている・浮いているサイディング業者固定・交換・下地の状態
モルタルのひび割れ左官屋・外壁補修業者ひびの幅・深さ・原因
モルタルが欠けた左官屋下地まで傷んでいないか
雨漏りしている原因調査ができる外壁・住宅修理業者外壁以外の侵入口も調べるか
複数箇所が傷んでいる工務店・リフォーム会社各専門工事の施工範囲

外壁のひび割れは塗装屋と左官屋のどちら?

外壁修理で特に迷いやすいのが、ひび割れです。

細いひび割れなら、補修材による処理と塗装で対応できる場合があります。

一方で、モルタルが大きく割れている、欠けている、浮いているなどの場合は、左官補修が必要になることがあります。

また、ひび割れが外壁表面だけではなく建物の動きによって発生している場合は、単純に表面を埋めるだけでは再発する可能性があります。

ひび割れを自分で補修する場合の判断については、以下の記事で詳しく解説しています。

コーキング修理はどこに頼む?

サイディング外壁では、ボード同士の継ぎ目や窓まわりなどにコーキングが使われています。

コーキングに次のような症状が見られる場合は補修を検討します。

  • ひび割れ
  • 肉やせ
  • 剥離
  • 隙間
  • 硬化・弾力低下

外壁塗装と同時に行う場合は塗装屋へ相談しやすく、サイディングそのものの補修も必要ならサイディング工事に対応する業者が候補になります。

雨漏りしている場合は「外壁だけ」が原因とは限らない

外壁にひび割れがあり、室内にも雨染みがあると、「外壁のひびから雨漏りしている」と考えたくなります。

しかし、雨水の侵入口は別の場所にあることもあります。

  • 屋根
  • サッシ・窓まわり
  • 外壁の取り合い部分
  • ベランダ
  • 笠木
  • コーキング
  • 配管などの貫通部

そのため、雨漏りを伴う場合は「外壁を塗れば直る」と決めつけず、雨水の侵入口を調査できる業者へ相談しましょう。

外壁修理をDIYする前に確認したいこと

小さなひび割れやコーキングの劣化なら、「ホームセンターで材料を買って自分で直したい」と考える方もいるでしょう。

地上から安全に作業できる軽微な補修であればDIYを検討できるケースもあります。

ただし、次のような場合は無理に自分で補修しない方がよいでしょう。

  • 2階など高所での作業が必要
  • ひび割れが大きい・深い
  • 外壁材が浮いている・反っている
  • モルタルが広範囲に剥がれている
  • 雨漏りしている
  • 下地の状態が分からない

DIYできる範囲については、外壁のひび割れ補修やコーキング補修の記事も参考にしてください。

外壁修理業者を選ぶ5つのポイント

自宅と同じ外壁材の施工実績を確認する

外壁工事を扱っていても、すべての外壁材を同じように得意としているとは限りません。

窯業系サイディング・金属サイディング・モルタルなど、自宅と同じ外壁材の補修実績を確認しましょう。

塗装する前に補修内容を確認する

外壁塗装を行う場合でも、先にひび割れ・コーキング・外壁材の浮きなどを補修する必要があります。

見積もりでは、塗料だけでなくどの部分をどの方法で補修するのかまで確認しましょう。

写真で劣化箇所を説明してもらう

2階部分など、自分で近くから確認しにくい場所では、修理前に写真を撮ってもらいましょう。

「傷んでいるから全部塗装する」だけではなく、どこがどう傷んでいて、なぜその工事が必要なのかを説明してもらうことが重要です。

見積書で補修範囲を確認する

見積書では、塗装費だけでなく、次の費用も確認します。

  • 足場
  • 高圧洗浄
  • ひび割れ補修
  • コーキング
  • 外壁材の交換
  • 下地補修
  • 付帯部塗装
  • 廃材処分

「外壁補修一式」「塗装一式」だけでは比較しにくいため、施工範囲や数量について確認しましょう。

2〜3社の工事内容を比較する

同じ外壁を見ても、業者によって提案内容が異なることがあります。

例えば、ある業者は「補修して塗装」、別の業者は「一部張り替え」を提案することもあります。

そのため、金額だけでなく、補修方法・施工範囲・使用材料・保証まで比較した方が判断しやすくなります。

外壁修理の費用は塗装・補修・交換で変わる

外壁修理の費用は、単純に「塗装屋なら安い」「工務店なら高い」というように業者の種類だけでは決まりません。

費用を大きく左右するのは、補修する面積・外壁材・足場の有無・下地の劣化・塗装の有無です。

例えば、小さなひび割れの部分補修と、足場を組んで外壁全体を塗装する工事では総額が大きく異なります。

外壁塗装まで必要な場合の費用は、以下の記事で坪数別・工事内容別に詳しくまとめています。

どこに頼めばいいか分からない場合

自宅の外壁材が分からない、塗装で済むのか張り替えが必要なのか判断できないという場合もあります。

その場合は、最初から工事内容を自分で決める必要はありません。

現地調査を受けて、劣化している場所・必要な補修・塗装の必要性を説明してもらったうえで、複数社の提案を比較すると判断しやすくなります。

外壁修理はどこに頼む?よくある質問

外壁のひび割れは塗装屋に頼めばいい?

細かなひび割れで、補修後に外壁塗装を行う場合は塗装屋へ相談できます。一方、モルタルが大きく欠けている場合や下地補修が必要な場合は、左官工事などが必要になることがあります。

サイディングが1枚割れただけでも修理できる?

部分交換に対応できる場合があります。ただし、既存製品が廃番の場合は同じ柄を用意できないこともあるため、補修方法や仕上がりについて確認してください。

外壁のコーキングは塗装屋とサイディング業者のどちら?

どちらでも対応できる場合があります。外壁塗装と同時なら塗装屋、外壁材の補修・交換も必要ならサイディング工事に対応する業者へ相談すると分かりやすいでしょう。

外壁から雨漏りしているときはどこに頼む?

雨漏り原因の調査に対応できる外壁修理業者・工務店などが候補です。屋根・窓・ベランダなど別の場所が侵入口になっている場合もあるため、外壁だけを補修する前に原因を確認しましょう。

ハウスメーカーで建てた家はハウスメーカーへ頼むべき?

保証期間中や、新築からそれほど年数が経っていない場合は、まず建てた会社へ確認する方法があります。保証内容を確認したうえで、必要に応じて外壁専門業者との費用や工事内容を比較するとよいでしょう。

まとめ|外壁材と症状に合う業者へ相談しよう

外壁修理は、「外壁だから塗装屋」と一律に決めるのではなく、外壁材と症状から相談先を選ぶことが大切です。

相談内容依頼先の候補
色あせ・チョーキング・塗膜劣化塗装屋
サイディングの割れ・反り・浮きサイディング業者
モルタル・塗り壁の補修左官屋
原因不明・住宅全体を確認したい工務店・リフォーム会社

ただし、実際の対応範囲は会社によって異なります。

自宅と同じ外壁材の施工実績、補修方法、施工範囲、足場・コーキングなどを含む総額を確認し、必要に応じて2〜3社を比較してから依頼先を決めましょう。

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