空き地を所有しているものの、「雑草がすぐ伸びる」「遠方なので頻繁に行けない」「管理を業者へ委託したいけれど、どこに頼めばいいか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

私自身、約100㎡の空き地の草刈りを経験しました。胸の高さまで伸びた雑草や竹を処理するのに、3日・約6時間かかっています。
空き地管理は、草刈りだけをすれば終わりではありません。雑草のほかにも、越境・不法投棄・害虫や害獣・フェンスの破損・近隣からの苦情などを確認する必要があります。
特に所有地が遠方にある場合は、毎回自分で行くのではなく、草刈りだけ業者へ頼む、月1回の巡回を委託する、写真付きで現状を報告してもらうといった方法もあります。
| 空き地の状態・悩み | 管理方法の例 |
|---|---|
| 雑草が伸びやすい | 草刈り・除草剤 |
| 長期的に草刈り回数を減らしたい | 防草シート・砂利 |
| 遠方で状態を確認できない | 巡回・写真報告を委託 |
| 年数回の草刈りだけ頼みたい | 草刈り業者・シルバー人材センターなど |
| ゴミ・越境・苦情も気になる | 空き地管理サービス |
| 自分で管理するのが難しい | 作業内容を分けて外注 |
この記事では、空き地管理でやること、雑草対策、遠方から管理する方法、管理委託の依頼先と費用まで、実体験を交えて解説します。
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遠方の空き地、草刈りだけでも業者へ任せられます
空き地管理をすべて自分で行う必要はありません。 特に負担になりやすい草刈りだけを必要な時期に業者へ依頼する方法もあります。 遠方の土地や広い空き地、すでに草が伸びている土地なら、 まず実際にいくらで草刈りできるのか確認してみましょう。
\ 空き地の草刈りを無料で見積もりする /※1坪600円からの料金とは別に、出張費3,000円が必要です。作業内容・面積・草丈・現地状況などによって料金は異なります。正式な料金は見積もりをご確認ください。
空き地管理でやること【一覧】

空き地管理で確認したいのは、主に次の項目です。
- 雑草・竹・笹・立木が伸びていないか
- 草木が道路や隣地へ越境していないか
- 不法投棄・ゴミがないか
- フェンス・看板・境界付近に異常がないか
- 排水や水たまりに問題がないか
- 害虫・害獣の隠れ場所になっていないか
- 近隣から苦情や相談が来ていないか
草刈りは重要ですが、「草が短い=空き地管理ができている」ではありません。遠方の土地ほど、現地の変化を定期的に把握できる仕組みを作っておくことが大切です。
空き地を放置すると起こりやすい問題

空き地は、すぐに問題が起きていなくても放置期間が長くなるほど管理しにくくなります。
雑草や竹が伸びて管理作業が重くなる

雑草が短い段階と、人の腰や胸の高さまで伸びた状態では、草刈りの負担が大きく違います。竹・笹・つる植物などが混ざると、刈るだけでは管理しきれないこともあります。

私が草刈りした約100㎡の空き地も、胸の高さまで雑草と竹が伸び、作業だけで3日・約6時間かかりました。
実際の作業は空き地の草刈りを自分でやった体験談で写真付きで紹介しています。
害虫・害獣の隠れ場所になりやすい

背の高い雑草や茂みは、人の目が届きにくくなります。蚊やハチなどの虫だけでなく、地域によってはネズミなど小動物の隠れ場所になることもあります。
越境や近隣トラブルにつながる
雑草・枝・竹などが隣地や道路側へ伸びれば、所有者自身が困っていなくても近隣の生活へ影響します。
「隣地へ伸びていないか」「道路の見通しを妨げていないか」まで確認しておきましょう。
不法投棄されることがある
人が出入りしていないように見える土地では、ゴミや粗大ごみを捨てられる可能性があります。放置状態に見せないためにも、草刈りや巡回、必要に応じた管理表示などが役立ちます。
空き地で一番負担になりやすい雑草をどう管理する?
空き地管理で継続的な負担になりやすいのが雑草です。方法は大きく分けて、草刈り・除草剤・防草シート・砂利があります。
| 方法 | 向くケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 草刈り | すでに草が伸びている | 繰り返し必要 |
| 除草剤 | 広い土地・管理回数を減らしたい | 使用場所・製品ラベルを確認 |
| 防草シート | 長期的に草を抑えたい | 初期費用・下地処理が必要 |
| 砂利 | 見た目も整えたい | 防草シートと組み合わせることが多い |
草刈り|今ある雑草を短くする基本対策
草刈りは、すでに伸びた雑草を処理する最も分かりやすい方法です。ただし刈れば雑草そのものがなくなるわけではないため、時期を置いて繰り返す必要があります。
業者へ頼む費用は、面積だけでなく草丈・傾斜・障害物・刈草処分などで変わります。最新の㎡単価や50坪・100坪などの目安は草刈り料金の相場で詳しく整理しています。
除草剤|草刈り回数を減らしたいときの選択肢
除草剤には、今生えている草へ使う液体タイプや、発生を抑えることを目的とした粒剤などがあります。
土地が広い場合は希釈タイプが向くこともありますが、農薬登録の有無、使用場所、対象雑草、使用量や希釈方法は製品ごとに違います。
目的別の選び方は除草剤の選び方で解説しています。
防草シート|長期的に雑草管理を減らしたい場合

私の自宅では、建物周辺95.8㎡に防草シートを施工しました。実際の見積もりは81,430円、850円/㎡です。
施工約1年後も多少の草は出ますが、防草シートを敷いていない場所と比べると管理負担は大きく減っています。
現在の施工相場やDIY・業者費用は防草シートの費用相場と95.8㎡の実例で詳しく紹介しています。
空き地はどのくらいの頻度で管理する?
空き地に「全国共通で必ず○か月に1回」という管理頻度があるわけではありません。雑草の種類、地域の気候、土地の状態、周囲の住宅環境によって必要な頻度は変わります。
実際には、次のタイミングを基準にすると管理漏れを減らしやすくなります。
- 雑草が伸びやすい春〜秋
- 草刈り・除草後の経過確認
- 台風・大雨・強風の後
- 近隣から連絡があったとき
- 長期間現地を確認していないとき
遠方の場合は、自分で行く回数を増やすだけでなく、写真付き巡回報告を依頼する方法もあります。
遠方の空き地を管理する方法
実家の土地を相続した場合など、所有者が県外・遠方に住んでいるケースもあります。その場合は「すべて自分でやる」必要はありません。
自分で定期的に現地確認する
帰省や用事のタイミングで、雑草・越境・ゴミ・フェンスなどを確認します。自分の目で確認できるメリットはありますが、交通費や時間がかかります。
草刈りだけ業者へ委託する
最も負担の大きい草刈りだけを、必要な時期に外注する方法です。写真で作業前後を報告してもらえる業者なら、現地に立ち会わず依頼できる場合もあります。
定期巡回を管理サービスへ委託する
「草がどれくらい伸びているか分からない」「不法投棄が心配」という場合は、月1回などの巡回サービスを利用する方法があります。
たとえばNPO法人 空家・空地管理センターの「空き地らくらく管理」は、2026年8月時点で月額3,300円(税込)。月1回の敷地目視確認、近隣クレーム一次対応、管理会社看板設置、写真付き巡回報告が含まれています。草刈り・立木剪定・ゴミ処分などは別途見積もりです。
巡回サービスと草刈りは別料金になっているケースがあります。
「月額料金だけで草刈りまでしてもらえる」と考えず、作業範囲を確認しましょう。
空き地の管理を委託する方法

「空き地 管理委託」で探している場合、依頼先は作業内容によって選びます。
| 依頼先 | 向いている作業 | 特徴 |
|---|---|---|
| 草刈り業者 | 草刈り・刈草処分 | 雑草処理に特化しやすい |
| 造園・植木屋 | 草刈り・剪定・伐採 | 樹木もある土地向き |
| シルバー人材センター | 草取り・草刈りなど | 地域・作業条件で料金や受付可否が違う |
| 空き地管理サービス | 巡回・写真報告・苦情一次対応 | 遠方所有者と相性がよい |
| 便利屋 | 草刈り・片付けなど | 複数作業を相談しやすい |
草刈りが目的なら専門業者を比較する
「年に数回、草だけ刈ってほしい」なら、月額の管理サービスより草刈り業者のスポット依頼が分かりやすい場合があります。
業者を見るときは、作業料金だけでなく、刈草処分・追加料金・写真報告・損害賠償保険・定期依頼の可否も確認します。詳しくは草刈り業者の選び方を参考にしてください。
シルバー人材センターは地域ごとに料金・条件が違う
シルバー人材センターも、空き地や畑の草刈りを受け付けている地域があります。ただし、全国一律のサービスではなく、料金・作業範囲・処分の有無・受付時期は各センターで異なります。
2026年度の例では、秦野市シルバー人材センターは空地・畑等の機械除草を170円/坪〜とし、刈草処分は別料金。草加市シルバー人材センターは手作業の草取りを1時間1,800円〜と案内しています。
地域によって差が大きいため、「土地所在地+シルバー人材センター+草刈り」で確認してください。
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草刈り・草むしりを業者へ任せたい方
草刈り110番
- 草刈り・草むしり・芝刈りを相談できる
- 全国・24時間・年中無休で受付
- 広い土地や別荘などの草刈りにも対応
- 除草剤や防草シートの相談も可能
自宅の庭だけでなく、広い敷地や遠隔地にある土地の草刈りを依頼したい方にも向いています。
料金は1坪あたり600円からが目安で、別途3,000円の出張費がかかります。作業範囲や現地の状況によって料金は変わるため、見積もり内容を確認してから依頼しましょう。
※1坪600円からの料金とは別に、出張費3,000円が必要です。作業内容・面積・現地状況によって料金は異なります。正式な料金は見積もりをご確認ください。
空き地の管理委託にかかる費用
「土地 管理委託 費用」は、何を委託するかで大きく変わります。
| 委託内容 | 料金の考え方・公開例 |
|---|---|
| 月1回の空き地巡回 | NPO法人 空家・空地管理センター:月3,300円(2026年8月) |
| 草刈り | 面積・草丈・地形・処分条件で変動 |
| 自治体の有料草刈り委託制度の例 | 足立区:令和8年度170〜240円/㎡(面積別、刈草処分込み・税別) |
| シルバー人材センター | 地域ごとの時間単価・坪単価・見積もり |
| ゴミ処分・剪定・伐採 | 別途見積もりになることが多い |
足立区の制度は区が有料の草刈り委託を仲介する地域限定の例で、全国相場ではありません。2026年度は100㎡未満240円/㎡、100〜300㎡未満210円/㎡、300〜500㎡未満190円/㎡、500㎡以上170円/㎡で、刈草の搬出・処分料を含むと案内されています。
100㎡・200㎡・300㎡など一般の草刈り費用は地域や業者で幅があるため、詳しくは草刈り料金の相場で確認してください。
空き家管理サービスで空き地も管理できる?
検索すると「空き家管理サービス ダスキン」「セコム」「ALSOK」なども表示されますが、空き家向けサービスが必ず空き地単体の管理に対応しているとは限りません。
空き地だけを所有している場合は、サービス内容に「空き地」「更地」「敷地のみ」などの対応が明記されているか確認しましょう。
NPO法人 空家・空地管理センターのように、空き家とは別に空き地専用プランを公開している事業者もあります。
一方、建物もある場合は、外観確認・通水・換気・郵便物・庭の管理など必要な作業が増えます。空き家管理サービスの料金や選び方は空き家管理サービスのメリット・選び方も参考にしてください。
遠方から管理を委託するときの確認ポイント
- 巡回頻度は月1回か、必要時だけか
- 写真付き報告があるか
- 草刈りは料金内か別見積もりか
- 刈草・ゴミの処分まで対応するか
- 越境やフェンス破損を確認するか
- 近隣からの連絡へ対応してくれるか
- 台風・大雨後の臨時確認は可能か
- 最低契約期間・解約条件
- サービス提供エリア
特に遠方では、「作業したか」だけでなく「現地の状態が分かるか」が重要です。毎回写真を送ってもらえるサービスなら、草丈やゴミ、境界付近の変化を把握しやすくなります。
空き地管理の手間を減らす方法
草が伸び切る前に対処する
放置してからまとめて草刈りするより、作業が重くなる前に管理した方が負担を抑えやすくなります。
作業をすべて同じ人に頼む必要はない
「巡回は管理サービス」「草刈りは専門業者」「木の伐採は植木屋」のように分けても構いません。必要な作業ごとに依頼先を選ぶと費用と専門性のバランスを取りやすくなります。
長期保有なら防草シートも検討する
毎年何度も草刈り費用を払うのであれば、防草シート施工の初期費用と比較する価値があります。土地の今後の利用予定も含めて検討しましょう。
売却・活用予定があるなら過剰な施工をしない
近いうちに建築・売却・土地活用をする予定なら、高額な恒久対策が必ず得とは限りません。今後の予定まで考えて、草刈り・除草剤・防草シートを使い分けます。
空き地管理に関するよくある質問
- Q空き地管理は何をすればいいですか?
- A
草刈りだけでなく、越境、不法投棄、フェンスや境界、害虫・害獣、近隣からの連絡なども確認します。遠方なら巡回や写真報告の委託も選択肢です。
- Q遠方の空き地はどう管理すればいいですか?
- A
自分で定期確認するほか、草刈りだけ業者へ頼む、月1回などの巡回を管理サービスへ委託する方法があります。写真報告があると現地の状態を把握しやすくなります。
- Q空き地の管理委託はいくらかかりますか?
- A
内容によります。2026年8月時点でNPO法人 空家・空地管理センターの空き地巡回は月額3,300円です。草刈り・剪定・ゴミ処分などは別途見積もりです。草刈りは面積や草丈、処分の有無で変わります。
- Qシルバー人材センターへ空き地の草刈りを頼めますか?
- A
受け付けている地域があります。ただし全国一律ではなく、対象となる土地、料金、刈草処分、受付時期などはセンターごとに異なります。土地所在地のシルバー人材センターへ確認してください。
- Q空き家管理サービスに空き地だけを頼めますか?
- A
事業者によります。空き家専用で空き地単体には対応しないサービスもあるため、「空き地・更地のみ」でも契約できるか確認してください。空き地専用プランを設けている事業者もあります。
まとめ|空き地は「草刈り+現地確認+必要な作業の委託」で管理する
この記事のポイント
- 空き地管理は草刈りだけでなく越境・不法投棄・境界なども確認する
- 雑草対策は草刈り・除草剤・防草シート・砂利を使い分ける
- 遠方なら草刈りや巡回だけを外注する方法がある
- 空き地管理サービスには写真付き巡回に対応するものもある
- 巡回料金に草刈りやゴミ処分が含まれるとは限らない
- 草刈り業者・造園・シルバー・管理サービスを作業内容で使い分ける
- 長期保有なら防草シートなど初期投資も比較する
私自身、約100㎡の空き地を実際に草刈りしてみて、伸び切ってから対応する大変さを実感しました。
空き地をすべて自分で管理する必要はありません。現地確認は自分、草刈りは業者、遠方なら巡回も委託というように、必要な部分だけ外注する方法もあります。
参考:NPO法人 空家・空地管理センター「管理サービス」、足立区「空き地の草刈りをお手伝いします」、公益社団法人秦野市シルバー人材センター、公益社団法人草加市シルバー人材センター。料金・サービス内容は2026年8月時点で変更される場合があります。

この記事を書いた人
地方生活サポートハウス編集部
地方暮らしや住宅メンテナンス、
空き家管理に関する情報を発信しています。
実体験や専門家監修をもとに、
分かりやすい情報提供を心がけています。

