外壁塗装を考え始めたものの、「見積もりはどこに頼めばいい?」「何社くらい比較する?」「見積もりを取ったら契約しないといけない?」と迷っていませんか。
外壁塗装の見積もりは、初めてでも難しくありません。まずは依頼したい工事と予算を整理し、2〜3社程度に現地調査と見積もりをお願いする方法があります。
大切なのは、見積もりの金額だけでなく、塗装範囲・使用塗料・補修内容・保証などを同じ条件で比較することです。
| 手順 | すること | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 依頼前 | 予算・希望工事・気になる劣化を整理 | 外壁だけか、屋根も含めるか |
| 業者探し | 施工会社を2〜3社程度選ぶ | 相見積もりと伝える |
| 現地調査 | 外壁の状態や塗装面積を確認してもらう | 調査範囲と費用の有無 |
| 見積書受領 | 各社の見積書を受け取る | 塗料・面積・補修・総額 |
| 比較・質問 | 工事内容や保証を比較する | 不明点と追加費用を確認 |
| 契約・お断り | 依頼先を決め、他社へ連絡する | 契約条件と工期を確認 |
この記事では、外壁塗装の見積もりの取り方、現地調査の流れ、家の中に入るのか、見積書例、費用シミュレーション、相見積もりの比較方法、断り方とメール文例まで解説します。
PR
外壁塗装の見積もり、どこに頼めばいいか迷っていませんか?
外壁塗装は、同じ住宅でも施工会社によって塗料・補修範囲・保証・見積金額が異なることがあります。 外壁塗装の窓口では、無料で施工会社の紹介や見積もり比較を相談できます。 地域や希望する工事内容を伝えて、複数社の提案を比較してみましょう。
※相談・施工会社の紹介・通常の見積もり取得は無料です。対応エリアや紹介社数は地域・条件により異なります。特殊な追加調査の費用や工事契約の条件は事前にご確認ください。

この記事の監修者
外壁塗装職人(監修者)
・職人歴12年の現役塗装職人
・施工経験:戸建て・マンション・工場・店舗
・専門分野:外壁塗装・屋根塗装・防水工事・シーリング工事
これまで多数の現場で施工・現地調査・見積もりを担当。
本記事では実際の施工経験と現場知識をもとに解説しています。
- 外壁塗装の見積もりの取り方|依頼から契約までの流れ
- 外壁塗装の見積もりはどこに頼む?依頼先を比較
- 外壁塗装の見積もり依頼メール・問い合わせ文例
- 外壁塗装の見積もり前に準備するもの
- 外壁塗装の見積もりで家の中に入る?現地調査の内容
- 外壁塗装の見積もりは何日かかる?依頼から見積書をもらうまで
- 外壁塗装の見積書例|30坪の戸建てを想定した見本
- 外壁塗装の見積もりシミュレーション|自分で概算費用を計算する方法
- 外壁塗装の無料見積もりアプリ・シミュレーションツール
- 外壁塗装の相見積もりで失敗しない比較方法
- 外壁塗装の見積もりを断る方法|電話・メールの例文
- 外壁塗装の見積もり比較サイトはどう選ぶ?サービス比較表と選び方
- 外壁塗装の見積もりを取るときの注意点
- まとめ|外壁塗装の見積もりは2〜3社を同じ条件で比較する
外壁塗装の見積もりの取り方|依頼から契約までの流れ
外壁塗装の見積もりは、一般的に相談・問い合わせ→現地調査→見積書の提出→比較検討→契約という流れです。
国民生活センターも、リフォームを検討する際は、工事の目的と予算を整理したうえで、相見積もりであることを伝え、複数の事業者へ見積もりを依頼することを勧めています。
参考:国民生活センター「リフォームの契約までの流れと注意点」
希望する工事と予算を整理する
まずは、自宅のどこを塗装したいのか整理しましょう。
たとえば、外壁のみなのか、屋根や雨どい、ベランダ防水なども気になっているのかによって、見積もり内容が変わります。
希望する予算も伝えられると、施工会社が塗料や工事範囲を提案しやすくなります。
ただし、予算に合わせるために必要な補修を省略することは避けましょう。最初は「必要な工事と、その費用を知りたい」という相談でも問題ありません。
施工会社を2〜3社程度選ぶ
見積もりは1社だけでなく、複数社から取ることをおすすめします。
初めての場合は、2〜3社程度が比較しやすい目安です。2〜3社で十分な提案が得られない場合は、必要に応じて追加してもよいでしょう。
住まいるダイヤルも、複数の見積書を比較することで、費用の相場感や提案内容の違いを把握しやすくなると説明しています。
参考:住まいるダイヤル「複数の見積書を取って比較しましょう」
また、最初から「ほかの会社にも見積もりを依頼しています」と伝えて問題ありません。無料の見積もり範囲を確認しておくことも大切です。
現地調査の日程を決める
見積もりを依頼すると、施工会社から建物の所在地や築年数、工事の希望時期などを確認され、現地調査の日程を調整するのが一般的です。
現地調査では外壁の状態や施工面積、足場を組めるスペースなどを確認します。
複数社に同じ日時で調査を依頼する必要はありません。施工会社ごとに時間を分けると、それぞれの説明を落ち着いて聞きやすくなります。
見積書を受け取り、同じ条件で比較する
現地調査後、施工会社から見積書を受け取ります。
この段階では、工事総額だけでなく、塗料・塗装面積・下地補修・コーキング・保証などを確認しましょう。
見積もりに含まれている工事が違う場合、単純な価格比較はできません。
施工内容に不明点があれば、契約前に質問しておきましょう。
契約する会社を決め、他社にはお断りを伝える
見積もり内容に納得できたら、依頼する会社を決めます。
契約前には、工事範囲、金額、工期、支払い条件、追加工事の扱い、保証内容などを確認してください。
依頼しない会社には、お断りの連絡を入れると丁寧です。
ただし、見積もりを取っただけで契約する義務が生じるわけではありません。見積書の作成や現地調査が有料となる契約・合意をした場合は、その条件を別途確認する必要があります。
外壁塗装の見積もりはどこに頼む?依頼先を比較
外壁塗装の見積もりは、地元の塗装専門店、工務店、ハウスメーカー、リフォーム会社、見積もり比較サービスなどへ依頼できます。
それぞれ特徴が異なるため、自宅の状況や希望に合わせて選びましょう。
| 依頼先 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 地元の塗装専門店 | 施工会社と直接相談しやすい | 地域の職人や施工実績を重視したい |
| 工務店・リフォーム会社 | 外壁以外の修繕も相談しやすい | 住宅全体のメンテナンスを検討している |
| ハウスメーカー | 住宅の建築仕様や保証とあわせて相談しやすい | 建築時の仕様や保証条件を確認したい |
| 見積もり比較サービス | 条件に合う施工会社の紹介を相談できる | どこに頼めばよいかわからない・複数社を比較したい |
自分で地域の施工会社を探してもよいですし、比較サービスを通じて紹介してもらう方法もあります。
ただし、紹介された会社だからといって、工事品質や金額が必ず優れているとは限りません。最終的には見積書と担当者の説明を確認して判断しましょう。
依頼先の詳しい比較については、外壁塗装業者の選び方|信頼できる業者の見分け方と相見積もりのポイントで解説しています。
外壁塗装の見積もり依頼メール・問い合わせ文例
施工会社へ初めて問い合わせる場合、何を伝えればよいのかわからないこともあるでしょう。
最初は細かな工事内容が決まっていなくても問題ありません。建物の概要と、気になっている症状、見積もりの希望を伝えましょう。
外壁塗装の見積もり依頼メール例
件名:外壁塗装の現地調査・見積もりのお願い
〇〇塗装株式会社
ご担当者様
お世話になっております。
自宅の外壁塗装を検討しており、現地調査と見積もりをお願いしたくご連絡しました。
・建物:木造2階建ての戸建て住宅
・築年数:約〇年
・延床面積:約〇坪
・希望工事:外壁塗装(屋根は要相談)
・気になる箇所:外壁の色あせ・コーキングのひび割れ
・工事希望時期:〇月頃
・住所:〇〇市〇〇(詳細は日程調整時にお伝えします)
現在、複数社から見積もりを取って比較する予定です。
現地調査と見積書の作成が無料かどうか、また調査可能な日時を教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
電話で問い合わせる場合も、建物の場所・築年数・工事希望内容・現地調査の希望日時を伝えれば、担当者と相談しながら進められます。
外壁塗装の見積もり前に準備するもの
見積もりを依頼する際に、必ず専門的な資料を用意しなければならないわけではありません。
ただし、次の資料や情報があると、調査や説明がスムーズになる場合があります。
| 準備するもの | 役立つ理由 |
|---|---|
| 建物の図面 | 寸法や外壁面積の確認に使える |
| 築年数・建築時の資料 | 外壁材や施工仕様の参考になる |
| 過去の塗装・修繕記録 | 前回の塗料や補修箇所を確認できる |
| 気になる箇所の写真 | 劣化の場所を担当者に伝えやすい |
| 予算・工事希望時期 | 提案内容や日程の相談に役立つ |
| 質問のメモ | 確認漏れを減らせる |
図面がなくても見積もりは取れる?
図面がなくても見積もりを依頼することはできます。
施工会社が現地で建物の寸法や外壁の状態を確認し、塗装面積などを算出するためです。
一方、立面図や平面図があると、建物の寸法を把握しやすくなり、現地調査の補助資料として役立ちます。
ただし、図面に記載されている寸法と、現在の建物の状態が一致しているとは限りません。増改築などを行っている場合は特に注意しましょう。
家の周りは片付けておいた方がよい?
現地調査では、建物の周囲を歩いて外壁の状態や足場の設置条件を確認することがあります。
そのため、外壁の近くに植木鉢や物置、自転車などがある場合は、移動できるものを整理しておくと調査しやすくなります。
ただし、大型の物置や重い設備などを無理に動かす必要はありません。実際に移動が必要かどうかを業者に確認しましょう。
外壁塗装の見積もりで家の中に入る?現地調査の内容
外壁塗装の見積もりでは、「業者が家の中にも入るのか」と気になる方もいるでしょう。
結論として、一般的な外壁のみの現地調査なら、住宅の外側から確認できることが多く、必ず室内へ入るわけではありません。
ただし、雨漏りや室内側の結露・雨染みなどを確認する必要がある場合は、室内の点検を提案されることがあります。
| 調査内容 | 室内への立ち入り |
|---|---|
| 外壁の色あせ・ひび割れ | 通常は屋外から確認 |
| コーキングの劣化 | 通常は屋外から確認 |
| 外壁面積・足場条件の確認 | 通常は屋外から確認 |
| 室内の雨染み・雨漏り | 室内確認が必要になる場合がある |
| ベランダ・屋上の状態 | 住宅の構造によって通行方法が異なる |
室内への立ち入りが必要だと説明された場合は、どの場所を、何のために確認するのかを聞き、了承した範囲で調査してもらいましょう。
外壁塗装の見積もりという理由だけで、住宅の中をすべて見せる必要はありません。
現地調査では何を確認する?
主に次のような項目を確認します。
- 外壁材の種類と劣化状態
- ひび割れ・剥がれ・反りなどの有無
- コーキングの劣化状態
- 塗装する外壁や付帯部の面積
- 足場を設置できるスペース
- 窓・ベランダ・エアコン室外機などの位置
- 屋根や雨どいも調査する必要があるか
屋根の確認が必要な場合でも、必ず屋根に上がって調査するとは限りません。建物の条件によっては、高所カメラやドローンなどを利用する場合もあります。
現地調査の時間は30分〜2時間程度が目安
戸建て住宅の現地調査は、30分〜2時間程度を目安に案内する施工会社があります。
ただし、建物の大きさや調査範囲、図面の有無、屋根点検を含むかどうかで所要時間は変わります。
30分程度で終わる調査もあれば、説明や採寸を含めて1〜2時間程度かかる場合もあります。
長い調査が必ず丁寧で、短い調査が必ず不十分というわけではありません。必要な箇所を確認し、劣化状態と工事内容を説明してくれるかを見ましょう。
外壁塗装の見積もりは何日かかる?依頼から見積書をもらうまで
現地調査を行った後、見積書が提出されるまでの日数も施工会社によって異なります。
一般的には数日〜1週間程度を目安としている会社もありますが、補修範囲が広い場合や複数の仕様を比較する場合は、1〜2週間程度かかることもあります。
また、見積もりシステムを利用して、現地調査当日に金額を提示する会社もあります。
その場で金額を提示された場合は、「概算金額なのか」「現地調査を反映した正式な見積書なのか」を確認しましょう。
見積書の提出予定日を確認し、遅れている場合は施工会社へ問い合わせて問題ありません。
外壁塗装の見積書例|30坪の戸建てを想定した見本
見積もりを取った経験がないと、どのような項目が記載されているのかわかりにくいかもしれません。
次は、外壁塗装の見積書に記載される代表的な工事項目を使った架空の見本です。
実際の施工事例や、2026年の全国平均価格を示したものではありません。見積書の項目と計算方法を理解するための例としてご覧ください。
| 工事項目 | 数量 | 単価・条件 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 仮設足場 | 200㎡ | 850円/㎡ | 170,000円 |
| 飛散防止シート | 200㎡ | 150円/㎡ | 30,000円 |
| 高圧洗浄 | 180㎡ | 200円/㎡ | 36,000円 |
| 外壁塗装 | 180㎡ | 3,000円/㎡ | 540,000円 |
| コーキング工事 | 100m | 900円/m | 90,000円 |
| 下地補修 | 一式 | 仮定 | 40,000円 |
| 付帯部塗装 | 一式 | 仮定 | 70,000円 |
| 諸経費 | 一式 | 仮定 | 60,000円 |
| 小計 | — | — | 1,036,000円 |
| 消費税(10%) | — | — | 103,600円 |
| 合計 | — | — | 1,139,600円 |
この例では、税込113万9,600円となります。
実際の見積書では、外壁塗装の項目を下塗り・中塗り・上塗りに分けたり、付帯部の種類ごとに数量を記載したりする場合があります。
また、見積書の書き方に全国共通の単一様式があるわけではありません。どのような書式であっても、どこを・何で・どれくらい施工するのかを把握できることが重要です。
見積書の項目ごとの詳しいチェック方法は、外壁塗装の見積書の見方|内訳・確認項目と比較ポイントで詳しく解説しています。
外壁塗装の見積もりシミュレーション|自分で概算費用を計算する方法
施工会社へ問い合わせる前に、外壁塗装のおおよその予算を把握したい方もいるでしょう。
外壁塗装の費用を概算するには、外壁の塗装面積や単価を使って計算する方法があります。
ただし、外壁面積と延床面積は異なるため、30坪の住宅だから塗装面積も30坪になるわけではありません。
塗装費の基本的な計算式
外壁塗装費の概算
外壁の塗装面積 × 塗装単価 + 足場・洗浄・補修・付帯部などの費用
たとえば、塗装面積180㎡で、下塗り・中塗り・上塗りなどを含めた塗装単価を仮に3,000円/㎡とすると、外壁の塗装部分は54万円になります。
ここに足場、高圧洗浄、コーキング、下地補修、付帯部などの費用を加えたものが工事総額の目安です。
塗装面積を正確に測らず、塗料や補修内容も決まっていない段階では、あくまでも概算として考えましょう。
坪数別の具体的な価格帯については、外壁塗装の費用相場はいくら?30坪・40坪・50坪の価格表と内訳でも紹介しています。
外壁面積を図面から概算する場合
建物の寸法がわかる場合、外壁面積を概算する方法もあります。
基本的には、建物の外周と外壁の高さなどから外壁全体の面積を求め、窓やドアなどの塗装しない部分を差し引きます。
ただし、2階部分の形状や下屋、ベランダ、外壁の凹凸によって正確な面積は変わります。
見積もり比較のための参考にはなりますが、最終的な塗装面積は現地調査の結果を確認しましょう。
外壁塗装の無料見積もりアプリ・シミュレーションツール
外壁塗装には、概算費用を計算するツールや、塗装後の色を確認するカラーシミュレーションがあります。
ただし、費用シミュレーションとカラーシミュレーションは目的が異なります。
| ツールの種類 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| 概算費用シミュレーション | 坪数や塗料条件から金額の目安を算出 | 補修費・足場条件を十分に反映できない場合がある |
| 外壁面積計算ツール | 寸法から塗装面積を概算 | 凹凸・窓・下屋などによって差が出る |
| カラーシミュレーション | 塗装後の配色を画像で確認 | 画面と実際の色の見え方は異なる |
| 業者向け見積書作成アプリ | 数量・材料・工賃から見積書を作成 | 主に施工会社が使用する |
eペイントは自分で見積もりできる?
eペイントは、外壁塗装の見積もりやカラーシミュレーションに対応するサービスです。
公式サイトでは、利用者が条件を入力して概算見積もりを確認する方法や、写真を送って見積もりを依頼する方法などが案内されています。
また、材料費・工賃・管理費などをもとに費用を計算する「原価積算見積」を特徴としています。
公式サイト:eペイント「外壁塗装のオンライン見積もり・カラーシミュレーション」
ただし、ツール上で表示される金額が、すべての施工会社でそのまま契約できる金額とは限りません。
実際には外壁の劣化状況や現地の施工条件を確認し、正式な工事内容と費用を判断する必要があります。
eペイント現地見積Proは施工業者向けのツール
「eペイント現地見積Pro」は、主に施工会社が現地調査で使用する見積もり支援ツールです。
建物の寸法や施工数量などを入力し、塗料や工事仕様に応じた見積もりを作成できる仕組みが案内されています。
施主が無料で利用する一般向けのシミュレーションと、施工会社向けの業務用ツールは区別して考えましょう。
無料アプリだけで外壁塗装の正確な費用はわかる?
概算費用を把握することはできますが、アプリだけで正確な工事費を決めることは難しい場合があります。
たとえば、サイディングの反りや下地の劣化、足場の搬入条件などは、現地でなければ確認しにくいことがあります。
また、外壁カラーシミュレーションは、色を決める際の補助として使うもので、実際の仕上がりを完全に再現するものではありません。
ツールは予算や配色を考えるために使い、正式な見積もりは現地調査に基づいて比較するのがよいでしょう。
外壁塗装の相見積もりで失敗しない比較方法
複数社から見積もりを取ったら、価格だけでなく施工条件をそろえて比較しましょう。
たとえば、A社はシーリング全面打ち替えを含み、B社は部分補修だけの場合、同じ総額でも工事内容が違います。
塗料の種類やグレードが違えば、塗装費用も変わります。
相見積もり比較表を作る
比較しやすくするため、次のような表に各社の条件を整理すると便利です。
| 比較項目 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 見積総額(税込) | 記入 | 記入 | 記入 |
| 外壁塗装面積 | 記入 | 記入 | 記入 |
| 塗料メーカー・商品名 | 記入 | 記入 | 記入 |
| 塗装回数・施工仕様 | 記入 | 記入 | 記入 |
| コーキング補修 | 記入 | 記入 | 記入 |
| 下地補修 | 記入 | 記入 | 記入 |
| 足場・養生 | 記入 | 記入 | 記入 |
| 付帯部塗装 | 記入 | 記入 | 記入 |
| 工事期間 | 記入 | 記入 | 記入 |
| 保証内容 | 記入 | 記入 | 記入 |
見積書に記載されていない項目があれば、施工会社へ質問しましょう。
最初から安い会社を決めるのではなく、なぜ金額が違うのか説明を受け、工事内容に納得できる会社を選ぶことが重要です。
極端に安い見積もりには注意
ほかの会社より大幅に安い見積もりを受け取った場合は、どの工事項目で金額が違うのか確認しましょう。
塗装面積が少ない、付帯部が含まれていない、シーリング工事の範囲が狭いなどの理由があるかもしれません。
一方、会社の施工体制や仕入れ条件などによって価格が違う場合もあるため、安いという理由だけで悪質な会社だと判断することはできません。
理由を説明してもらい、同じ施工条件で比較することが大切です。
追加費用が発生する条件も確認する
外壁塗装では、足場を設置してから新たな傷みが見つかる場合があります。
そのため、見積もりを比較する際は、追加工事が必要になった場合の説明・見積もり・承認手順も確認しましょう。
住まいるダイヤルも、追加工事や費用の発生について、事前に協議し、決定事項を文書で残すことを勧めています。
外壁塗装の見積もりを断る方法|電話・メールの例文
相見積もりを取った後、依頼しない会社への断り方に迷う方もいるでしょう。
しかし、見積もりを比較して依頼先を選ぶことは一般的なことです。丁寧に断ることは大切ですが、他社を選んだ理由を細かく説明する必要はありません。
メールで断る場合の文例
見積もり後のお断りメール例
件名:外壁塗装の見積もりについて
〇〇株式会社
〇〇様
お世話になっております。
先日は現地調査とお見積もりのご対応をいただき、ありがとうございました。
複数社の見積もりを比較して検討した結果、今回は他社へ工事をお願いすることにいたしました。
丁寧にご説明いただいたにもかかわらず申し訳ありませんが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
このたびはご対応いただき、誠にありがとうございました。
他社ではなく、工事自体を見送る場合は、「家族で相談した結果、今回は工事を見送ることにしました」と伝えても問題ありません。
電話で断る場合の伝え方
電話で伝える場合も、長く説明する必要はありません。
電話での伝え方
「先日はお見積もりをありがとうございました。家族で検討した結果、今回は別の会社にお願いすることになりました。ご対応いただきありがとうございました。」
しつこく営業を受ける場合は、「今回は契約しません。今後の勧誘も不要です」と明確に伝えましょう。
見積もり後の断り連絡はいつすればよい?
依頼しないと決めた時点で、できるだけ早めに連絡すると丁寧です。
特に、見積書の説明や次回打ち合わせの日程を予約している場合は、不要になったことを連絡しましょう。
ただし、見積もり段階と正式に契約した後では、キャンセルの扱いが異なります。
すでに契約した場合は、契約書の解約条件や、契約方法によって適用される法律を確認してください。
外壁塗装の見積もり比較サイトはどう選ぶ?サービス比較表と選び方
「地域の塗装業者を知らない」「何社も自分で問い合わせるのは大変」という方には、外壁塗装の見積もり比較サイトも選択肢になります。住んでいる地域や工事の希望を伝え、条件に合う施工会社の紹介を受けられるサービスです。
ただし、「見積もり比較サイトを使えば必ず安くなる」「登録業者なら必ず工事が上手」というわけではありません。紹介されるのは各サービスが扱う施工会社であり、対応地域や紹介可能な社数、連絡方法などに違いがあります。
比較サイトを選ぶ際は、加盟店の総数よりも「自宅の地域で実際に何社を比較できるか」「相談後にどう連絡が来るか」「工事内容まで相談できるか」を優先して確認しましょう。
比較サイト選びで確認したい6つのポイント
| 比較ポイント | 確認する内容 | 確認が必要な理由 |
|---|---|---|
| 対応地域 | 自宅の市区町村で紹介可能か | 全国対応でも地域によって紹介できる会社数が異なるため |
| 比較できる社数 | 実際に何社を紹介してもらえるか | 「最大4社」でも地域・条件により4社未満の場合があるため |
| 費用の範囲 | 相談・紹介・通常の見積もりが無料か | 特殊な点検や追加調査が別料金となる場合があるため |
| 申込後の連絡方法 | 運営会社から先に連絡があるか、施工会社から直接連絡があるか | 電話対応や現地調査の調整に必要な手間が変わるため |
| 断り方・相談先 | 契約しなかった場合の連絡方法、しつこい勧誘への相談先 | 納得できなかったときに対応しやすくするため |
| 運営・保証 | 運営会社、個人情報の取扱い、工事保証の対象 | 紹介サービスの役割と実際の工事契約先を区別するため |
たとえば、同じ「最大4社紹介」でも、工事を行う地域に加盟店が少なければ、紹介されるのは1〜2社という可能性があります。逆に、多くの会社から連絡が来ることが負担なら、連絡方法や紹介数を事前に相談しておく方が使いやすくなります。
また、見積もりサイトの利用と施工会社との工事契約は別です。紹介サービスを利用しただけで工事を契約する必要はありませんが、正式な契約後の解約条件は契約内容によって変わります。
外壁塗装の窓口とリショップナビ外壁塗装を比較
代表的な比較サービスとして、当サイトで紹介している「外壁塗装の窓口」と「リショップナビ外壁塗装」の公式公表情報を整理しました。
| 比較項目 | 外壁塗装の窓口 | リショップナビ外壁塗装 |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ドアーズ | 株式会社じげん |
| 公式公表の加盟・提携数 | 全国5,500社以上 | 全国500社 |
| 紹介・比較できる社数 | 最大4社 | 最大4社 |
| 見積もり・紹介の利用料 | 無料 | 無料 |
| 特徴 | 施工会社紹介と、直営の「リフォーム工房」という別の選択肢がある | 専門アドバイザーへの相談、希望に応じた会社選定・現地調査の日程調整に対応 |
| 適している人 | 広い加盟店ネットワークから候補を探し、相見積もりで比較したい人 | 工事内容を相談しながら、見積もりや日程調整を進めたい人 |
| 利用前の注意 | 比較したい場合は「施工会社の紹介」を希望することを伝える | 希望地域で何社紹介できるかを確認する |
公式情報:外壁塗装の窓口/株式会社ドアーズの会社概要/リショップナビ外壁塗装
比較表で紹介数が同じでも、加盟店の顔ぶれや現地調査の提案は異なります。全国の加盟店数が多いサービスが、自宅の近くでも必ず多くの会社を紹介できるとは限りません。申込時には自宅の地域で比較可能な社数を確認しましょう。
外壁塗装の窓口|まず複数社の見積もりを比べたい人向け
外壁塗装の窓口は、株式会社ドアーズが運営する外壁・屋根塗装などの相談・施工会社紹介サービスです。公式サイトでは、全国5,500社以上の加盟店と、最大4社の相見積もりに対応することを案内しています。
初めて外壁塗装を依頼する方にとって、複数の塗装会社を一から探すのは手間がかかります。サービスを利用すると、希望地域や工事内容を伝えたうえで、紹介可能な施工会社を比較するための相談ができます。
たとえば、すでに1社から見積書をもらっている場合でも、「今の見積もりが妥当か、別の施工会社の提案も見て判断したい」という使い方が考えられます。塗料や補修範囲が同じかを確認して比べましょう。
なお、外壁塗装の窓口は施工会社の紹介に加え、直営のリフォーム工房も展開しています。自分で複数社を比べたい場合は、相見積もりを希望していることを最初に伝えると目的が明確になります。
注意点として、公式に記載されている「最大4社」は紹介の上限であり、必ず4社が紹介されるという意味ではありません。また、紹介された会社との契約が自動的に決まるわけではないため、見積内容や担当者の説明を確認したうえで判断してください。
PR
外壁塗装の見積もりは、1社だけで決めずに比較
外壁の面積が同じでも、塗料・下地補修・コーキング・足場・保証によって工事総額は変わります。外壁塗装の窓口なら、希望地域に対応する施工会社の紹介を無料で相談できます。
「まずは複数社の見積もりを取り、工事内容と金額を比べたい」という方は、相見積もりを希望することを伝えて相談してみましょう。
※相談・紹介・通常の見積もりは無料です。紹介可能な社数や対応範囲は地域・施工条件によって異なり、工事費の値下げを保証するものではありません。特殊な追加調査の費用は事前にご確認ください。
先にサービスの評判や注意点を確認したい方へ
当サイトで調べた仕組み・連絡方法・口コミなどは、外壁塗装の窓口の調査記事で確認できます。
外壁塗装の窓口を使って見積もりを比べる流れ
比較サイトを初めて利用する場合は、次の流れを想定しておくと、申し込み後に慌てず対応できます。
- 建物と工事の希望を伝える:所在地、住宅の大きさ、外壁・屋根の希望などを整理して相談します。
- 紹介可能な会社と連絡方法を確認する:自宅の地域で何社紹介できるか、誰から電話が来るか確認します。
- 各社の現地調査を受ける:外壁の劣化、塗装範囲、足場の条件などを見てもらいます。
- 見積書と提案内容を比較する:塗料の商品名、下地補修、コーキング、保証、総額を同じ条件で見比べます。
- 納得できる会社だけと契約する:合わない場合は契約を見送り、断りの連絡方法を確認します。
ここで重要なのは、申込直後に表示される金額は概算の場合があり、現地調査後の正式な見積金額とは異なることです。塗料のグレードや補修範囲など、比較する条件はできるだけ統一しましょう。
リショップナビ外壁塗装|相談や日程調整を進めながら比較したい人向け
リショップナビ外壁塗装は、株式会社じげんが運営する外壁・屋根塗装などの施工会社紹介サービスです。公式サイトでは、全国500社のネットワークから、希望に応じて最大4社の施工会社を無料で紹介すると案内しています。
専門アドバイザーに工事の状況を伝え、紹介先の検討や現地調査の日程調整を相談できる点が特徴です。自分で一社ずつ連絡するのが難しい方や、最初に希望条件を整理したい方に向いています。
また、公式サイトでは、紹介された業者と必ず契約する必要はなく、提案に納得した場合だけ契約できることを明示しています。紹介後の強引な勧誘についても相談窓口を案内しています。
ただし、外壁塗装の窓口と同様に、紹介数は自宅の地域や工事条件によって変わります。詳しい利用の流れと注意点は、リショップナビ外壁塗装の口コミ・評判・料金を調査した記事で紹介しています。
比較サイトを使う前に、次の3つを決めておく
比較サイトを複数利用すると候補が増えることがありますが、同時に電話・現地調査・見積書の確認も増えます。効率よく比較するためには、次の3点を整理してから申し込むのがおすすめです。
- 工事範囲:外壁だけか、屋根・付帯部まで含めるか。迷う場合は外壁のみとセット施工を別々に見積もってもらう。
- 比較したい社数:まずは2〜3社を目安にし、地域で十分な候補が見つからなければ追加を相談する。
- 連絡できる時間:電話を受けやすい時間帯と、現地調査の候補日を整理しておく。
複数社の見積もりがそろったら、すでに紹介した見積書の見方と内訳の確認方法も参考にして、材料・数量・補修範囲・保証条件を確認しましょう。比較サイトは候補探しの手段であり、最終的な施工会社を選ぶのは施主自身です。
外壁塗装の見積もりを取るときの注意点
見積もりを取るときは、できるだけ各社へ同じ希望条件を伝えることが大切です。
工事範囲が会社ごとに違うと、見積金額を比較しにくくなります。
外壁だけか屋根も含むか明確にする
外壁塗装の見積もりを依頼したつもりでも、屋根塗装やベランダ防水などを含めた提案を受ける場合があります。
これらの工事が必要かどうかは、実際の住宅の状態によって異なります。
屋根も気になる場合は、「外壁のみ」と「外壁と屋根を同時施工」の2パターンを見積もってもらう方法もあります。
屋根と外壁を同時に塗装するメリット・費用については、外壁塗装と屋根塗装は同時にするべき?費用相場・足場代を解説で紹介しています。
見積もりが無料でも、専門調査が有料の場合がある
通常の外壁塗装では、無料の現地調査や見積書作成に対応している会社も多くあります。
一方、雨漏りの原因を特定するための専門調査などでは、別途費用が必要になることがあります。
無料だと思っていた調査で料金が発生しないよう、依頼前に費用の有無と調査範囲を確認しましょう。
見積もりを受け取った当日に契約しなくてもよい
見積もりを受け取ったからといって、その場で契約する必要はありません。
家族と相談したり、別の会社の見積もりと比較したりする時間を確保しましょう。
特に、「今日だけ安い」「すぐに契約しないと危険」などと契約を急がせる場合は、その理由を確認して慎重に判断してください。
契約書・見積書・保証内容を保管する
施工会社を決めたら、契約書や見積書、保証に関する資料を保管しておきましょう。
工事中に追加補修が必要になった場合や、完成後に不具合が発生した場合にも、当初の契約内容を確認する資料になります。
まとめ|外壁塗装の見積もりは2〜3社を同じ条件で比較する
外壁塗装の見積もりは、工事したい箇所と予算を整理し、施工会社へ現地調査を依頼するところから始まります。
初めての場合は、2〜3社程度に相見積もりを依頼し、工事内容や金額を比較すると、依頼先を判断しやすくなります。
現地調査では外壁の状態や塗装面積などを確認してもらい、見積書を受け取ったら、塗料・補修範囲・足場・付帯部・保証などを確認しましょう。
見積もりを取っただけで、必ず契約する必要はありません。依頼しない会社へは、電話やメールで丁寧にお断りを伝えれば問題ありません。
地元業者を探す手間を減らしたい場合は、外壁塗装の窓口などの比較サービスで施工会社の紹介を相談する方法もあります。比較サイトの加盟店数だけに注目せず、自宅の地域で何社比較できるか、どのような工事内容が提案されるかを確認しましょう。
最も大切なのは、安い金額だけで決めず、自宅に必要な工事が含まれているかを理解してから契約することです。

この記事を書いた人
地方生活サポートハウス編集部
地方暮らしや住宅メンテナンス、
空き家管理に関する情報を発信しています。
実体験や専門家監修をもとに、
分かりやすい情報提供を心がけています。

